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海外ドラマをHuluで見てます! めっちゃ夢中です。 お試ししてみたらハマってしまいましたw
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TV放送を録画で。

東野なんたら原作。

映画と原作では若干設定に違いがある。

娘をさらわれ、薬漬けにされ、陵辱され、殺された父親。一本の密告電話で犯人グループを知り、その家で娘が陵辱された一部始終を録画したビデオを見る。そして、帰ってきた犯人。その一人を殺す。そして、もうひとりを追う。

少年法、被害者遺族の復讐心。相容れない二つ。

娘を二人持つ親として思い切り感情移入できるかと思ったら、これが全く感情移入できない。

細かいディテールの不可思議さが気になる。

少年たちは3人で車に乗り少女を拉致する。でも、車を運転した少年は「少なくとも映画では」暴行に参加していないという理由なのか罪に問われた様子がない、とか。

何で感情移入できないんだろう、と思って見続けると、やはり被害に遭って自殺した少女のビデオを見る父親が登場する。狼狽し、取り乱す姿。言葉にならない、絞り出す声。あれが本当なんじゃないか。

自分が同じ立場になったら。やはり殺そうと思うのか。

少年法。厳罰化。被害者感情。

そんなものはクソクラエだと思った。

無駄だと思える描写、BGMを抑えた演出。でも、心の重さを描くのには足りなかった。ただ、最後の父親の目。これだけでこの映画はいいとさえ思えた。

問題提起の入口にも立てていない映画だと思った。

でも、この重苦しいテーマの原作を、書評ではもっともっと重苦しい原作を読む勇気はない。
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